赤ちゃんにどんな音色を届けるのがいいのか
チャイムの音質を〈日本音響研究所〉の協力のもと、測定・分析し、
より赤ちゃんにとっていい音質を追及しました。
職人さんがひとつずつ丹念に手作りしている日本製チャイムだからこそできる、細かい調整のなされたチャイム音を
ぜひ赤ちゃんに聞かせてあげてください。
日本製チャイム音が奏でる音には、“振幅ゆらぎ”や“超音波”が含まれていることがわかりました。 なかでも”振幅ゆらぎ”は脳のアルファ波を活性化させ、リラックス効果をもたらすことが確認されており、今も昔も愛され続ける音色の魅力があらためて確認されました。
縦の筋は音が鳴った瞬間を、横の筋は“振幅ゆらぎ”、横軸の層は“倍音”を表しています。高低に“超音波”も出ているのがわかります。
1.赤ちゃんに感度の良い周波数帯
赤ちゃんは5,000Hz前後の音にたいして聴覚感度がよく、成人の聴覚感度のよい周波数帯:2,500Hz前後の音よりも、より高い音によく反応します。その赤ちゃんに感度のよい5,000Hz前後の成分が多い音は、より赤ちゃんの気をひき、
赤ちゃんにとっていい音色ということになります。
チャイムは数本のピンに振り子を当てて音をだします。チャイムのピンの一音一音を分析し、それらの相互作用によって、用途にあった特徴をもつ周波数帯の成分が強く出る音色を検証しました。
検証の結果、風鈴のような清涼感のある10,000Hz前後の周波数帯がより強くでる音色を、おでかけ用チャイム「おでかけヒーリングチャイム」に、また赤ちゃんの聴覚感度のいい5,000Hz前後の周波数帯がより強くでる音色を、おきあがり「ヒーリングローリー」に採用することになりました。
●おでかけヒーリングチャイム
10,000Hz前後の周波数帯がはっきり出ています。清涼感を感じる爽やかな音色です。振幅ゆらぎと超音波も生成されており、リラックス効果のある音質です。
●ヒーリングローリー
2,500〜5,000Hz前後の周波数帯がしっかり出ています。全体的にやさしい音色といえます。振幅ゆらぎと超音波も生成されており、リラックス効果のある音質です。